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ブルームバーグNY市長 自己検閲を否認

2013年11月15日

【新唐人2013年11月15日付ニュース】11月8日、“ニューヨークタイムズ”が文章を発表し、ブルームバーグ・ニュースが中国政府に配慮して2本の中国に関する記事の配信を取りやめ、 “自己検閲”を行なったと報道。12日、ブルームバーグ社の創業者でもあるブールムバーグ・ニューヨーク市長が記者会見で、記者からこの問題について質問されました。

 

記者の質問に対し、ブルームバーグ市長はニューヨークタイムズの指摘を否認しました。

 

ブルームバーグNY市長

「この文章を読みました。文章でもブルームバーグ社が、そんなことはしていないと言っており、編集者もそうではないと言っています。次に私はブルームバーグ社に務めていないので、この問題には答えられません。私自身ブルームバーグ社と何の往来もなく、来年から市長を退任しますので、この制限もなくなります」

 

ブルームバーグ社の創業者であるブルームバーグ市長は役職には就いていないものの、ブルームバーグ社の個人オーナーであり、ブルームバーグ社のウェブサイトを自分のサイトと言っています。

 

ブルームバーグNY市長

「前回調べたときは、我々のウェブサイトは中共に封鎖されていました。我々を臆病者で公衆が興味をもつ、事実に符合する文章を書きたがらないと言う人はいません」

 

ブルームバーグ・ニュースは2012年、中国共産党高官の蓄財に関する文章を発表しましたが、中国当局に封殺されました。しかし、同社の記者は追放されることなく依然として中国に駐在しています。

 

中国のいわゆる“敏感な話題”を報道する外国記者に対し、中国当局はビザの発給を拒否する方法で懲罰を与えています。中国に支局を置く海外メディアなら、皆自社の記者が中国から追放されることを恐れ、敏感な話題に触れることはなるべく避けています。

 

来年、ブルームバーグ市長は退任し、再びブルームバーグ社に戻ってその力を発揮することができます。フォーブス誌によると、ブルームバーグ市長は中国を訪問し、雑誌社を代表して講演を行なうそうです。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2013/11/14/atext1004013.html (中国語)

(翻訳/坂本 ナレーター/萩野 映像編集/工)

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